概要
シングルユーザモードなどでコンソールから操作しなければならない場合、通常はサーバマシンに接続されたモニタとキーボードを使用しなければならない。 コンソールを通常の/dev/tty1(仮想コンソールの1番)から/dev/ttyS0(シリアルポート)に変更し、クロスケーブルで他PC(以下コンソールPC)に接続することで、コンソールPC経由でネットワーク越しにコンソールを操作できるようにする。
コンソールPC
今回はコンソールPCとして、ジャンクで買ってきたノートPC、FMV-650NU7C/LにWindowsXPproをインストールして用いる。サーバとはシリアルのクロスケーブルで接続し、ターミナルソフトにはTeraTermProを用いる。ネットワーク経由で遠隔操作する場合にはリモートデスクトップを使用する。
選択のポイントは、LANに接続できてシリアルポートがついていること。遠隔から使用することを前提としているので、省スペースのためにノートPCを使用した。また、電源入れっぱなしのWindowsがいるとなにかと便利なのでWondowsXPproを選択した。(Windowsからじゃないと印刷できないLP-900のため)
サーバ
OSはVineLinux3.2。シリアルポートはオンボードのものを使用。
Linux側の設定
シリアルにログインプロンプトを出す(/etc/inittab)s0:12345:respawn:/sbin/agetty -hL 115200 ttyS0 vt100
kudsuが起動シーケンス中でシリアルをリセットするのを抑止する(/etc/sysconfig/kudzu)
SAFE=yes
コンソールへの色を変えるエスケープシーケンスの抑止(/etc/sysconfig/init)
BOOTUP=serial
LILOの入出力をシリアルポートへ&コンソールをシリアルポートにするカーネルオプション(/etc/lilo.conf)
prompt
timeout=600
default=linux
lba32
vga=0x301
disk=/dev/md22
partition=/dev/md21
start=63
boot=/dev/md21
raid-extra-boot=/dev/hda,/dev/hdc
serial=0,115200n8 ←LILOの入出力をシリアルポートにする
map=/boot/map
install=/boot/boot.b
image=/boot/vmlinuz-2.4.31-0vl1.12
label=linux
initrd=/boot/initrd-2.4.31-0vl1.12-lvm_20060125.img
read-only
root=/dev/md22
append="acpi=on console=ttyS0,115200" ←コンソールをシリアルポートとするカーネルオプション
image=/boot/vmlinuz-2.4.31-0vl1.10
label=linux-old
initrd=/boot/initrd-2.4.31-0vl1.10-lvm_20060125.img
read-only
root=/dev/md22
append="acpi=on console=ttyS0,115200"
コンソールPCの設定
通信速度115200・パリティなし・8ビット・ストップビット1・ハードウェアフローに設定する
ログを保存しておくと、不意のカーネルパニック等でリブートしてしまってもコンソールメッセージを追えるのでさらにお得。
参考資料
Remote Serial Console HOWTOITmedia Linux Tips「シリアルコンソールを使いたい」

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